2016年1月23日土曜日

サンデー8号 価値ある作品群!

 毎週(なるべくw)こうしてまんが誌を読んではシコシコブログを書いてるんですが、基本的にはぼくのココロが動いた作品のざっくりした紹介をしています。そこで思ったんですが、サンデーはこうやって語りたくなる作品がおおいですね。つまりそれだけおもしろい雑誌と言っていいと思います! ジャンプ、マガジンと比べてもかなり売上部数は少ないようですが、雑誌としての価値は今では巻き返してるように思います。女流作家がまんが史上に残るすごい作品を現在進行形で描いてる印象があります。

 さて。今号では「サイケまたしても」が第五シリーズとして連載再開! そして「エリアD」もついに連載終了! さらに価値が上がりそうなのは間違いないッ!!

「トキワ来たれり!!」
 妖異が大量発生したカラオケ店でおおくの人が被害に合い、そんな中倒れた両親を目の当たりにし泣きじゃくる子どもを見たトキワ。自分の過去がフラッシュバックする。そこに強力な妖異・胴面(どうのつら)が現れ、アリアに襲いかかる! 迷うことなく胴面に殴りかかるトキワだが、打撃で倒すことはできない! 弾き飛ばされても絶対に倒す気迫で立ち上がり、雄叫びを上げながら握った拳は電撃のようなものを纏い…。
アリアを守るため、新たな能力が発現!

 松江名先生の描く主人公を見るといつも目頭が熱くなってしまいます。トキワもケンイチも全然パっとしない少年なんですが、どんなに追いつめられても、自分の信念を曲げる選択は絶対にしない。今回のトキワの行動は、完全にケンイチと被っていて涙が出ました。

 前作、「史上最強の弟子ケンイチ」のケンイチが武術を学ぶ最初の動機は、「誰もが見てみぬふりをする悪に立ち向かうため、そして大切な人を守るため」。ケンイチはこの動機を最後まで変えず失わず、己の信念と、そして誰かを守るために拳を振るい続けました。その少年らしく純粋で美しい決意がぼくの目にはすごく眩しく映るのです。

「ふれるときこえる」
 噪に発現した”ふれるときこえる”現象は、さとりの噪に対する好意がなくなと消える。そのため美桜と噪の仲をさとりが全力で取り持ってさとりが噪に振られればいい。ってキミタチ、君たちがくっつけばいいと思うよ! いい感じなんだし! …なんて、渦中の人間はそんなことに気づきもしないほど全力で青春してる。そのせいでいちいち傷ついたりしながら近づいたり離れたりしながら成長していくんですよね。
振られるため噪の恋を応援するさとり。

「だがしかし」
 アニメ放送中ということで、表紙&巻中カラー! コトヤマさんのフェチを感じさせるほたるさんの画が堪能できます! 短いお話だから普段あんまり書くことないけど、魅力的な画といい意味でいい加減なトボけた感じが楽しいまんがです。今回はアニメに絡んで”ベビースター”と”ブタメン”の新味を開発するほたるさんとココノツのお話。
毎回フェチを感じる「だがしかし」トビラのほたるさん。

「マギ」
 煌の宰相となったアリババは、20部屋に及ぶ書庫の本をすべて読み、煌を救うアイデアを書き下ろした。それは商売を戦争に置き換え、経済で侵略されているなら新しい商売を武器にして戦うというもの。しかし、それには姫と甘やかされてきた紅玉が、兵たちの士気を上げる勅令を出さねばならない。自分がやるしかないことを覚悟した紅玉は、王たる気迫を見せ、見事兵たちに激を送ることに成功する!

 今回も紅玉の演説のネームが見事すぎる!! 引きこまれまくった!
演説をやりきり、兵の士気は大幅向上! 巻き返しの布石!

「ハヤテのごとく!」
 遠くハヤテたちと離れた西沢さんが主人公! 起きて学校行って勉強して、バイト行って…と、まったくなんでもない、いわばぼくらと同じように生きる西沢さんの話! かたや一瞬で破滅か何十億かの勝負をするナギやハヤテ! この対比によって、何かを成し遂げるには覚悟やリスクを取る選択が必要である、と示唆した哲学的な話のように思えたのは考えすぎw??
西沢さんのなんとふつうなこと! まるでぼくらのようw

「初恋ゾンビ」
高1とは思えない恵体の江火野さん(*´∀`)
江火野さんフォーカス! 初回から何かとタロウを気づかっていたけど、どうやら気がある、で間違いない模様。凛々澄といい感じになってることにヤキモキしてるみたいだし、これからどうなるのか楽しみ♪
かわいすぎる! 圧倒的に江火野さん推しですw!!! 
「ムシブギョー!」
 天間の圧倒的術力は、外法によって得られたもの。しかし体にかかった負荷のせいで、20歳までも生きられないと聞いた蟲奉行所の面々! ばあちゃん怖い! 両親がすでに亡いものと知らない天間は、健気に”できる子”を目指す…。すごい設定が明かされた…。天間、幸せになることができるの?!!
外法を重ね今の術力を得た天間。両親はすでにいないのに…。


0 件のコメント:

コメントを投稿